モロゾフが反発、価格改定効果などで第1四半期は2ケタ営業増益
モロゾフ<2217>が反発している。10日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)連結決算が、売上高93億1000万円(前年同期比6.3%増)、営業利益7億2800万円(同10.3%増)、純利益5億円(同15.4%増)と2ケタ増益となったことが好感されている。
人流の回復に伴い、バレンタインデーやホワイトデーなどのイベント商戦が堅調に推移したことに加えて、前年は卵の供給制限により販売を休止していた商品を今年は通常通り販売できたことなどが寄与した。また、一部商品の価格改定の効果や、店舗や工場の人員体制の最適化に取り組んだことなども奏功した。
なお、25年1月期通期業績予想は、売上高353億7000万円(前期比1.2%増)、営業利益21億2000万円(同14.3%減)、純利益13億5000万円(同21.3%減)の従来見通しを据え置いている。