クリーブランド・クリフスが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
(NY時間09:44)(日本時間22:44)
クリーブランド・クリフス<CLF> 15.17(-0.48 -3.07%)
鉄鋼のクリーブランド・クリフス<CLF>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の23ドルから17ドルに引き下げた。今後の価格設定が以前の予想よりも弱くなる可能性が高く、今後数年間は設備投資も増加する。そのためフリーキャッシュフロー(FCF)と株主還元は以前の見解に比べて魅力的でなくなる可能性が高いと指摘した。
同アナリストは、同社のバランスシートがきれいになり、株主還元がより重視されることは良いことではあるが、投資家の大半は負債圧縮よりも、潜在的なM&Aのための現金蓄積を好むと考えているとも述べた。
【企業概要】
北米の自動車をはじめとする様々な産業向けに、フラットロールスチール製品と鉄鉱石ペレットを製造・提供する。採掘段階から、スタンピング・工具・チューブなどの鉄鋼製品の製造に至るまで、包括的に手がける。溶融亜鉛メッキ、電気亜鉛メッキ、ガルバニール、HRC、冷延コイルやその他多様な製品を取り扱う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース