東証グロース市場250指数先物見通し:重要イベント控えて様子見姿勢強まるか

市況
2024年6月12日 7時54分

本日の東証グロース市場250指数先物はもみ合い展開が予想される。前日11日の米国市場のダウ平均は120.62ドル安(-0.31%)と反落。連邦公開市場委員会(FOMC)や消費者物価指数(CPI)の発表を控え警戒感から売られた。商業用不動産などへの懸念に銀行セクターが重しとなり終日軟調に推移した。ナスダックはアップルの上昇が支援し終盤にかけて上げ幅を拡大、連日で過去最高値を更新した。まちまちで終了した米株市場を横目に、本日の東証グロース市場250指数先物はこう着感の強い値動きとなりそうだ。前日は新興市場に幕間つなぎの物色が向かったが、本日はFOMCの結果発表や米5月CPIの発表を控えて様子見ムードが強まろう。そのほか、13-14日に日銀金融政策決定会合の開催も控えており、ヘッジ売りの動きが強まると売り手優位の状況となる可能性もある。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比3pt安の628ptで終えている。上値のメドは640pt、下値のメドは620ptとする。

《TY》

提供:フィスコ

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