株価指数先物【昼】 13週線水準で下げ渋る動き

市況
2024年6月12日 12時11分

日経225先物は11時30分時点、前日比330円安の3万8850円(-0.84%)前後で推移。寄り付きは3万8900円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8905円)にサヤ寄せする形から、売りが先行して始まった。その後は3万8820円~3万8940円辺りでの保ち合いが続き、終盤にかけては一時3万8800円まで売られる場面もみられた。

日経225先物は、75日移動平均線(3万8950円)水準で上値を抑えられた半面、13週線(3万8810円)水準では下げ渋る動きとなった。日経平均株価はファーストリテイリング <9983> [東証P]の下げが重荷となる一方で、TDK <6762> [東証P]、日東電工 <6988> [東証P]、ディスコ <6146> [東証P]などハイテク株の一角が買われており、下支えする形である。米連邦公開市場委員会(FOMC)および5月の消費者物価指数(CPI)の発表を控え、ポジションを傾けてくる動きは限られそうだが、13週線での底堅さが意識されてくるようだと、ややショートカバー狙いの動きもありそうだ。

なお、NT倍率は先物中心限月で14.09倍と横ばいで推移している。一時14.12倍に切り上がり、14.13倍に位置する200日線に接近する場面もみられた。同線を突破してくるようだと、NTショートを巻き戻す動きが強まりそうだが、米国の重要イベント通過後になりそうである。

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.