米国株見通し:下げ渋りか、年内利下げの可能性で買戻しも

市況
2024年6月12日 13時34分

(13時20分現在)

S&P500先物      5,387.00(+3.00)

ナスダック100先物  19,265.50(+23.25)

米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅安、NYダウ先物は1ドル高。米金利は弱含み、本日の米株式市場はやや買い先行となりそうだ

11日の主要3指数はまちまち。終盤に持ち直したナスダックとS&Pは続伸で最高値を更新したが、ダウは120ドル安の38747ドルと再び下げに転じた。連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、金融や消費を中心に持ち高調整の売りが先行。タカ派的な政策方針の長期化が見込まれているため、積極的な買いは抑制された。ただ、長期金利の低下を受け、投資家の評価を高めたアップルのほか主力ハイテクが買われ、指数を押し上げた。

本日は下げ渋りか。インフレ高止まりならFOMC当局者の金利見通しで、引き締め的な政策が長期化するとの観測が広がる見通し。それを受け長期金利が上昇すれば、幅広い売りにつながる可能性があろう。また、景気への影響を警戒した売りも予想される。ただ、年内の利下げが見込まれれば主力株に買戻しも入りやすい。一方で、アップルの技術開発が注目され、人工知能(AI)の開発期待で関連セクターが選好され、相場を支えそうだ。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.