ナスダックがさらに上げ幅を伸ばす　アップルが６％、エヌビディアが４％、テスラが５％の上昇＝米国株

市況

2024年6月13日 4時24分

NY株式12日（NY時間15:22）（日本時間04:22）

ダウ平均　　　38831.87（+84.45　+0.22%）

ナスダック　　　17708.30（+364.75　+2.10%）

CME日経平均先物　39315（大証終比：+365　+0.93%）

パウエルＦＲＢ議長の会見が続く中、米株式市場ではＩＴ・ハイテク株の買いが加速しており、ナスダックはさらに上げ幅を伸ばしている。この日の米消費者物価指数（ＣＰＩ）が２カ月連続でインフレの鈍化傾向を示したことから、市場は利下げ期待を復活させ、２回の利下げを織り込む動きを見せていた。米株式市場もポジティブな反応を示した。

その後のＦＯＭＣが注目されたが、ＦＯＭＣ委員の金利見通し（ドット・プロット）は１回の利下げ予想に留まった。ただ、市場は２回の利下げ期待を後退させているものの、なお高い確率で織り込んでいる。

一部からは「今回のドット・プロットは５月の米ＣＰＩを考慮していない可能性が高い」との指摘も出ていた。ディスインフレがさらに続けば、年内に２回の利下げが実施される可能性が高いという。

なお、議長はインフレの進展に言及したものの、まだ高過ぎるとし、確信を強めるにはさらに良好なデータ必要との認識を示していた。タカ派な雰囲気まではないが、ハト派でもなく、バランスを取った発言に終始している印象だ。

アップル<AAPL>　219.67（+12.52　+6.04%）

マイクロソフト<MSFT>　442.88（+10.20　+2.36%）

アマゾン<AMZN>　187.26（+0.03　+0.02%）

アルファベットC<GOOG>　179.36（+1.17　+0.66%）

テスラ<TSLA>　179.95（+9.29　+5.44%）

メタ<META>　508.75（+1.28　+0.25%）

ＡＭＤ<AMD>　160.52（+1.56　+0.98%）

エヌビディア<NVDA>　125.85（+4.94　+4.09%）

イーライリリー<LLY>　867.33（+1.51　+0.17%）