本日注目すべき【好決算】銘柄 エニーカラー、JMHD、ケイブ (12日大引け後 発表分)

注目
2024年6月13日 7時01分

6月12日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

エニーカラー <5032> [東証P]  ★今期経常は20%増で5期連続最高益見通し、大規模な自社株買いも発表

◆24年4月期の経常利益(非連結)は前の期比30.6%増の123億円に拡大して着地。続く25年4月期も前期比19.9%増の148億円に伸び、5期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は国内でのVチューバーグループ「にじさんじ」のグッズ、デジタルコンテンツ販売を主軸に事業成長を計画し、21.9%の増収を見込む。

併せて、発行済み株式数の6.40%にあたる400万株または75億円を上限に自社株買いを実施すると発表。

テンポスHD <2751> [東証S]  ★今期経常は25%増で2期連続最高益へ

◆24年4月期の連結経常利益は前の期比32.8%増の30.6億円に拡大して着地。続く25年4月期も前期比25.4%増の38.5億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は主力の中古厨房機器販売が新規出店や客単価の上昇で増収増益を見込むほか、あさくま <7678> の伸長や昨年9月に買収したヤマトサカナの通期寄与で飲食事業の収益拡大を計画する。

同時に、前期の年間配当を10円→9円(前の期は9円)に減額し、今期も9円を継続する方針とした。

併せて、株主優待制度を拡充すると発表。現行制度に加え、10月末を基準日とする株主優待を追加し食事券を贈呈する。

JMHD <3539> [東証P]  ★8-4月期(3Q累計)経常が32%増益で着地

◆24年7月期第3四半期累計(23年8月-24年4月)の連結経常利益は前年同期比32.3%増の75.9億円に拡大して着地。コロナ禍からの経済活動の正常化が進む中、スーパーマーケット既存店が順調に推移したほか、昨年3月に連結化したスーパーみらべるの業績貢献なども寄与し、2ケタ増収増益を達成した。

通期計画の78.4億円に対する進捗率は96.9%に達しており、業績上振れが期待される。

ケイブ <3760> [東証S]  ★前期配当を15円で15期ぶり復配へ

◆従来無配としていた24年5月期の期末一括配当を15円実施し、15期ぶりに復配する方針とした。普通配当10円と創立30周年記念配当5円を実施する。

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