東エレク、アドテスト、ルネサスなど半導体関連軒並み上昇、SOX指数大幅高で最高値更新
東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>など半導体製造装置の主力銘柄が軒並み上昇、自動車向けマイコン首位のルネサスエレクトロニクス<6723>やファブレス半導体ベンダーのソシオネクスト<6526>なども総じて買いが先行している。前日の米国株市場では5月の米消費者物価指数(CPI)発表を受けた米長期金利急低下を背景にハイテク株に買いが集まり、半導体関連セクターに投資資金が流入した。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は大幅高で史上最高値を更新しており、この流れが東京市場にも波及している。半導体市況も在庫調整一巡を経て回復傾向を強めており、世界の半導体販売額は昨年11月以来前年同月比プラスが続く状況となっている。