くら寿司が3日ぶり反発、国内有力証券は投資判断「A」を継続
くら寿司<2695>が3日ぶりに反発。岩井コスモ証券は12日、同社株の投資判断「A」と目標株価5100円を継続した。第2四半期(23年11月~24年4月)の連結営業損益は56億3600万円の黒字(前年同期は11億8600万円の赤字)で着地。日本で仕入価格・賃料・人件費などの状況にあわせたフレキシブルな商品設計・価格設定を進めたことなどが奏功。24年10月期の同利益は24億円から55億円(前期比2.2倍)に上方修正した。下期はタッチパネル改修などの投資を計画より前倒しで実施することを織り込んだ。インバウンド需要の取り込みにも期待している。同証券では今期の同利益は60億円へ一段の増額修正を見込んでいる。