外為サマリー:一時157円20銭近辺まで上昇、明日の日銀会合の結果発表に関心

通貨
2024年6月13日 15時38分

13日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=157円08銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=169円72銭前後と同70銭強のユーロ高・円安で推移している。

ドル円は、9時時点では156円70銭台で推移していたが、その後、徐々にドル高・円安が進み正午前に157円台に乗せ、午後2時30分過ぎには一時157円20銭近辺まで値を上げた。前日に米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が発表され、政策金利は据え置かれたが、同時に公表されたドットチャート(政策金利見通し)では年内の利下げ予想回数が前回の3回から1回に減少した。ただ、米5月消費者物価指数は弱めの内容だったこともあり、米国は早ければ9月にも利下げするとの期待は根強く残っている。こうしたなか、ドル円相場は強弱観が対立している。明日の日銀金融政策決定会合の結果発表では国債買い入れの減額が発表される可能性もあるが、その後の相場の展開は読みづらく、全体的には様子見姿勢が続いている。

ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0804ドル前後と同0.0060ドル程度のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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