コーニング、アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
(NY時間10:50)(日本時間23:50)
コーニング<GLW> 37.73(-0.29 -0.77%)
特殊ガラスのコーニング<GLW>が軟調。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げた。ただ、目標株価は従来の35ドルから38ドルに引き上げている。同社のバリュエーションはすでに、短期的に予想される上昇の大部分を達成していると指摘。
「同社のリスク・リワードは、今後12カ月間の取り組みが良好であるとしても、バランスが取れている。AIデータセンター構築からのファイバー需要が増加したとしても、バリュエーションはすでに部分的にそれを織り込んでいる」と述べている。
一方、本社を視察後、同社の機会には勇気づけられたとし、「格下げはあくまで目先の戦術的な動き」とも付け加えている。
【企業概要】
光通信・ディスプレイテクノロジー・特殊素材・環境テクノロジー・ライフサイエンスの各分野の製品を開発し、世界で販売する。製品はモバイル機器用耐損傷性カバー、ディスプレイ用精密ガラス、光ファイバーケーブル等の通信ネットワークや、創薬ソリューション、自動車・トラック用クリーンエア技術に活用される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース