トーホーが急反発、外食向け好調で第1四半期営業利益32%増
トーホー<8142>が急反発し年初来高値を更新している。13日の取引終了後に発表した第1四半期(2~4月)連結決算が、売上高615億4100万円(前年同期比4.9%増)、営業利益20億500万円(同32.0%増)、純利益10億7200万円(同29.0%増)と大幅増益となったことが好感されている。
食品スーパー事業の期中撤退の影響があったものの、インバウンド需要の増加などもあって主要マーケットである外食業界が堅調に推移しており、既存得意先のシェア拡大と新規得意先の開拓を積極的に進めたことが奏功した。また、経費コントロールに取り組んだことも寄与した。
なお、25年1月期通期業績予想は、売上高2460億円(前期比0.4%増)、営業利益73億円(同6.6%減)、純利益40億円(同11.0%増)の従来見通しを据え置いている。