ダウ平均は序盤の下げから週末前の調整もあり戻すも小幅安で4日続落=米国株概況
ダウ平均は序盤の下げから週末前の調整もあり戻すも小幅安で4日続落=米国株概況
きょうのNY株式市場、ダウ平均は序盤から下げる展開となった。ナスダックなどもマイナス圏スタートとなるなど、朝は売りが目立つ展開となっていた。もっとも週末を前にポジション調整もあって動きが収まり、ダウ平均は小幅安圏に戻した。ナスダックはプラス圏を回復している。
ダウ平均は序盤30銘柄中25銘柄がマイナス圏になるなど、売りが目立つ展開となった。フランスの政治情勢への警戒感が強く、リスク警戒の動きが目立っていた。ただ、週末を前に売りが続くだけの勢いがなく、その後は買い戻しが目立つ展開。
キャタピラー、ダウインク、ボーイングなどが序盤から下げ、終値でも1%を超える下げになるなど、際無い動き。セールスフォースは序盤からしっかり。アメックスなども買われた。
GAFA関連はまちまち、マスク氏への巨額報酬などが報じられていたテスラが売られた、アップルも冴えなかった。エヌビディアが好調。アルファベットもしっかり。
決算の好調さを受けてアドビが14%を超える上昇。S&P500銘柄の中でも変動率トップとなった。 半導体のブロードコムがAI需要で大きく買われた。IT管理ソフトウェアのサービスナウなどもしっかり。
クルーズ関連が売られており、ノルウェージャンクルーズライン、カーニバルがS&Pの下落幅上位に並んだ。太陽電池モジュールのファーストソーラーなども軟調。
アドビ<ADBE> 525.31(+66.57 +14.51%)
サービスナウ<NOW> 728.58(+18.82 +2.65%)
ブロードコム<AVGO> 1735.04(+56.05 +3.34%)
ノルウェージャンクルーズライン・ホールディングス<NCLH> 16.56(-1.34 -7.49%)
カーニバル<CCL> 15.34(-1.17 -7.09%)
アップル<AAPL> 212.49(-1.75 -0.82%)
アルファベットC<GOOG> 178.37(+1.63 +0.92%)
テスラ<TSLA> 178.01(-4.46 -2.44%)
エヌビディア<NVDA> 131.88(+2.27 +1.75%)
ボーイング<BA> 177.27(-3.43 -1.90%)
ダウ・インク<DOW> 55.02(-1.04 -1.86%)
セールスフォース<CRM> 231.94(+2.91 +1.27%)
キャタピラー<CAT> 321.47(-4.89 -1.50%)
アメックス<AXP> 224.82(+2.63 +1.18%)