菊池製作が大幅高で6連騰、25年4月期は最終黒字計画で3期ぶり復配予想
菊池製作所<3444>が大幅高で6連騰。前週末14日の取引終了後、24年4月期の連結決算発表にあわせ、25年4月期の業績予想を開示し、今期の最終損益が7100万円の黒字(前期は8億1800万円の赤字)となる見通しを示した。加えて、今期の年間配当は10円(前期は無配)と3期ぶりに復配をする計画も公表し、これらをポジティブ視した買いが入ったようだ。
25年4月期の売上高は前期比3.7%増の54億円となる見込み。サポート・サービスロボット分野で受託開発・製造の拡大を図るほか、これまでのスタートアップ連携を更に強固にし、収益機会の拡大につなげる構え。固定費の圧縮や研究開発における公的資金の獲得により、収益面での改善も進める。