大同工が異彩の逆行高で新高値圏突入、超割安かつ意欲的な新中計評価で見直しムード
大同工業<6373>が全般波乱相場に逆行して上げ足を強め、一時44円高の894円まで駆け上がり年初来高値更新となった。時価は22年6月以来約2年ぶりの高値水準にあるが、依然としてPBR0.3倍前後と解散価値の3分の1以下、PERも5倍台と超割安圏に位置している。25年3月期営業利益は前期比10倍となる23億円を見込んでいるほか、新中期経営計画として27年3月期に売上高680億円、営業利益44億円(営業利益率6.5%)、総還元性向25%以上を数値目標として掲げており、これも株価の見直しムードにつながっている。