クラウドフレア、アナリストがアップルの主要プロバイダーになる可能性を指摘=米国株個別

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2024年6月18日 0時18分

クラウドフレア<NET> 75.65(+0.06 +0.08%)

アナリストが、クラウドセキュリティを手掛けるクラウドフレア<NET>がアップル<AAPL>の主要プロバイダーになる可能性を指摘している。

同社が、アップルが6月10日の世界開発者会議(WWDC)で発表したAI処理実行サーバー「プライベート・クラウド・コンピュート(PCC)」のOHTTPリレーの主要プロバイダーである十分な理由があり、同社がAIクエリを暗号化することで、PCCで大きな役割を果たしている可能性があると指摘。

アップルはセキュリティブログで、PCCのリクエストはサードパーティのOHTTPリレーを経由することで暗号化されていると述べていたが、iクラウド・プライベイト・リレイでの同社とのパートナーシップにも言及していたという。

アナリストは、それに伴って同社は今後数年間で年5000万ドルから1億ドルの売上が見込まれ、アップルのAI浸透に伴い、25-27年度の売上高の伸びに1桁台前半の追い風が吹くと見込んでいる。

投資判断は「中立」にしているものの、目標株価は92ドルとしており、それは先週末終値よりも22%高い水準。

ただ、本日の株価は小幅高。

【企業概要】

米国内外においてグローバルクラウドプラットフォームを設計・開発する。ファイアウォールやアクセス管理等のセキュリティ製品・インテリジェントルーティング等のパフォーマンス製品・ベンダーに依存しない負荷分散等の信頼性製品を取り扱う。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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