レナーが決算受け下落 新規受注、引き渡し件数の見通しが予想下回る=米国株個別

材料
2024年6月18日 22時40分

(NY時間09:39)(日本時間22:39)

レナー<LEN> 153.55(-2.96 -1.89%)

米住宅建設のレナー<LEN>が下落。前日引け後に3-5月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。新規受注も予想を上回っている。ただ、株価は冴えない反応。第3四半期のガイダンスで。新規受注、引き渡し件数の見通しが予想を下回ったことが嫌気されている。

同社は声明で「住宅ローン金利によって値ごろ感が引き続き試され、同時に消費者心理も厳しくなっている。しかし、購入者は販売奨励金の増額に引き続き反応している」と述べた。

アナリストは「住宅粗利益率のガイダンスは第3四半期の約23%から第4四半期の約24.9%への上昇を示唆している。しかし、投資家はその達成可能性に懐疑的になる可能性がある」と指摘した。

(3-5月・第2四半期)

・1株利益:3.38ドル(予想:3.24ドル)

・売上高:87.7億ドル 9.6%増(予想:85.7億ドル)

・住宅粗利益率(調整後):22.6%(予想:22.6%)

・新規受注:2万1293件(予想:2万1093件)

・受注残:1万7873件 (予想:1万8015件)

(6-8月・第3四半期見通し)

・新規受注:2万500~2万1000件(予想:2万1095件)

・引き渡し件数:2万0500~2万1000件(予想:2万1004件)

・住宅粗利益率(調整後):約23.0%(予想:24.0%)

【企業概要】

米国で一戸建てやタウンハウス等の建設・販売・賃貸、宅地の購入・開発・販売を行う。テクノロジーと革新的な戦略を駆使し、建築プロセスの効率化と建設コストの低減に取り組む。又、顧客向け住宅ローン関連の金融サービスを提供するほか、多世帯住宅を建設する長期ファンドを運営し、その持分を保有する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.