カイオムが反発、キッズバイオと提携しバイオシミラー医薬品関連ビジネスに参入
カイオム・バイオサイエンス<4583>が反発している。18日の取引終了後、キッズウェル・バイオ<4584>と業務提携しバイオシミラー医薬品関連ビジネスに参入したと発表しており、好材料視されている。
両社がそれぞれに有するバイオ医薬品開発に係る経験やノウハウを共有し、またバイオシミラー医薬品の細胞株や製造プロセスなどのCMC(医薬品を実際に作り上げていくために必要な一連のプロセス)開発投資に関する費用を分担するなど、両社のリソースの有効活用及び開発負担をコントロールしながら新たなバイオシミラー医薬品開発を推進するという。開発したCMCプロダクトは臨床開発や販売を担う製薬会社へのライセンスや譲渡、バイオシミラー医薬品開発支援業務を受託するなどで収益を獲得するとともに、獲得した収益をキッズバイオとプロフィットシェアをしながらビジネスを推進するとしている。なお、24年12月期業績への影響は軽微としている。