東京産が急反発、今期は最終黒字計画・配当利回り高水準で買いを誘う

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2024年6月19日 10時20分

東京産業<8070>が急反発した。18日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、25年3月期の業績予想を開示した。今期の売上高は前期比13.9%減の560億円と減収を見込む半面、最終損益は31億円の黒字(前期は14億4100万円の赤字)を計画する。同社は決算の虚偽開示が発覚したことに伴い、過年度の決算を訂正しており、24年3月期の決算は期末後50日を超えての開示となった。25年3月期は最終黒字を確保する見通しを示したほか、年間配当は前期と同水準の36円を予想。配当利回りは5%を上回る水準とあって、買いを誘う格好となったようだ。エネルギートランジションへの積極的関与やサステナブル社会の構築に向けた事業創出を進める方針。なお、同社は中期経営計画に関して、最終年度の27年3月期の売上高目標をこれまでの1000億円から730億円、最終利益目標を35億円から17億円に引き下げている。

出所:MINKABU PRESS

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