西松建が3日続伸、シンガポール地下鉄建設工事を奥村組とのJVで受注
西松建設<1820>が3日続伸している。この日、シンガポール陸上交通庁から地下鉄クロスアイランド線第2期工事のうちCR210工区を奥村組<1833>と共同で受注したと発表しており、好材料視されている。
クロスアイランド線は、シンガポールの国内8路線目となる路線で、第2期工事はシンガポール中央部に新設されるターフシティ駅からジュロンレイク・ディストリクト駅までの全長約15キロメートル全6駅の区間となり、32年の開業を予定している。今回、同社及び奥村組のJVが受注したのは、ジュロンレイク・ディストリクト駅とウェスト・コースト駅の間のトンネル建設工事であるCR210工区(総延長約4.8キロメートル)で、契約金額はJV全体で約281億円、うち西松建持ち分は約169億円としている。