6月21日のNY為替概況
21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、158円85銭から159円63銭まで上昇し、引けた。米国の6月PMI速報値が低下予想に反して上昇・改善となったことから、金利が上昇し、ドル買いが強まった。一方、5月の景気先行指数は予想以上に下げ、中古住宅販売件数もさらに鈍化したが、ドル買いの流れは変わらなかった。
ユーロ・ドルは1.0678ドルから1.0698ドルでもみ合い、引けた。ユーロ・円は169円78銭から170円70銭まで上昇した。欧州通貨での円売りも目立った。
ポンド・ドルは1.2623ドルから1.2651ドルでもみ合い。ドル・スイスフランは0.8917フランから0.8945フランまで上昇した。
[経済指標]
・米・6月製造業PMI速報値:51.7(予想:51.0、5月:51.3)
・米・6月サービス業PMI速報値:55.1(予想:54.0、5月:54.08)
・米・6月総合PMI速報値:54.6(予想:53.5、5月:54.5)
・米・5月景気先行指数:前月比-0.5%(予想:-0.3%、4月:-0.6%)
・米・5月中古住宅販売件数:411万戸(予想:410戸、4月:414万戸)
・カナダ・4月小売売上高:前月比+0.7%(予想:+0.7%、3月:-0.3%←-0.2%)
《KK》