大同工は7%高で2年半ぶり高値圏浮上、業績変化際立つ超低PBRニッチトップで人気加速
大同工業<6373>が上値追い加速、6.8%高の985円まで一気に上値を伸ばし、1000円大台を視野に入れる強調展開をみせている。時価は22年1月以来約2年半ぶりの高値圏に浮上した。ホンダ向けを主力とするチェーンメーカーで、二輪車用ドライブチェーンで圧倒的な商品シェアを持つグローバルニッチトップに位置付けられている。今3月期営業利益は前期比10倍の23億円と変貌を見込むほか、27年3月期に営業利益44億円という新中期経営計画を掲げており、成長期待が高まっている。一方で、株価指標面ではPER6倍前後、PBR0.3倍前後と超割安に放置されていたことで、急速人気化の経緯をたどっている。