TOPIX改革、国内大手証券はマクドナルドやハーモニックなどの新規採用を予想
日本取引所グループ<8697>傘下のJPX総研は19日、TOPIXの見直し案を公表し、対象銘柄をプライム市場に加えスタンダード市場、グロース市場に広げることなどの改革案を示した。今回の改革案では、構成銘柄は年間売買代金回転率と浮動株時価総額の流動性基準により選定される。これを受け、大和証券は新規採用と除外の候補銘柄の予想を発表した。同証券ではTOPIXの構成銘柄数は現行の2100強が変更後は1100程度に減少する可能性があると予想。初回の定期入れ替えは26年10月末で、第2回定期入れ替えは28年10月末。その後も年1回、10月最終営業日に実施される見通しだ。
具体的な新規採用候補銘柄として、日本マクドナルドホールディングス<2702>、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>、ナカニシ<7716>、住信SBIネット銀行<7163>、フェローテックホールディングス<6890>、セリア<2782>、ジーエヌアイグループ<2160>、ヨネックス<7906>、トライアルホールディングス<141A>、日本KFCホールディングス<9873>など。除外銘柄として、JCRファーマ<4552>、シークス<7613>、日本エスコン<8892>、鳥居薬品<4551>、レオン自動機<6272>、ベルーナ<9997>、SREホールディングス<2980>、元気寿司<9828>、月島ホールディングス<6332>、インソース<6200>などを挙げた。