古河機金が反発、子会社が新たなVR訓練システムを開発
古河機械金属<5715>が反発している。この日、グループの中核事業会社である古河ユニックがXRコンテンツ開発を手掛けるシンフォニア(東京都府中市)と協業し、新たなVR(仮想現実)訓練システム「古河ユニック版 小型移動式クレーンVRトレーニング」を開発したと発表しており、好材料視されている。
今回開発された新たなVR訓練システムは、古河ユニックの国内シェア約50%を有するユニッククレーン(トラッククレーン)の強みである「液晶ラジコンJOY」と、シンフォニアの強みである「小型移動式クレーンVRトレーニング」を融合させることで、ユニッククレーンのラジコン操作をよりリアルに「操作体験」できるもの。また今後は、安全教育の充実化に向けて、実際に起きたクレーン作業による労働災害事故を体験する「事故体験シミュレーション」などのコンテンツ開発も予定しているという。