プロディライト Research Memo(2):独自開発のクラウドPBXによるIP電話システムをワンストップで提供

特集
2024年6月24日 18時42分

■会社概要

1. 会社概要

プロディライト<5580>は、クラウドPBXを利用したIP電話※1サービスを提供する音声ソリューション事業を展開、クラウドPBXを提供するシステムサービス、IP回線によって音声通信を提供する回線サービス、IP電話などの端末機器販売という3つのオールインワンサービスをワンストップで提供している。サービス内容は、システムサービスでは、クラウド技術をPBXに応用したクラウドPBX「INNOVERA」を独自に開発、社内に設置していたPBXをクラウド上に構築することで、スマートフォンやパソコン、IP電話機などを使って場所を問わず固定電話の機能を利用できる。回線サービスでは、「INNOVERA」に直接収容(接続)可能なIP電話回線サービスの「IP-Line」を提供、端末機器の販売では、クラウドPBXと組み合わせて利用するSIP電話機※2を販売している。2024年8月期第2四半期のサービス別売上高構成比は、システムサービス33.6%、回線サービス52.8%、端末販売11.8%、その他1.8%となっている。

※1 IP電話:インターネット接続によって通話ができる電話。

※2 SIP(Session Initiation Protocol)電話機:プロトコルを利用した、インターネット上で利用できる電話機。

さらなる成長と業容拡大を目指し、企業連携や新サービスを強化

2. 沿革

同社は2008年に、現 代表取締役社長の小南秀光(こみなみひでみつ)氏と現 専務取締役の川田友也(かわたゆうや)氏によって設立された。2011年にクラウドコールシステムやビジネス電話システムを発売、2015年には現在主力となっているクラウド電話システム「INNOVERA PBX」とクラウド直接収容型電話回線「IP-Line」の提供を開始、2018年にはYealinkとSIP端末のディストリビューター契約を締結した。2020年に「INNOVERA」のメジャーアップデート「INNOVERA PBX 2.0」の提供を開始するとともに、AI技術の取り込みを加速して業容を拡大、2023年には東京証券取引所グロース市場上場を果たした。現在、中期経営計画に即して企業連携や新サービスを強化するなど、さらなる成長と業容拡大を目指している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光)

《SO》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.