日本電解が大幅反発、テックス・テクノロジーと資本・業務提携契約
日本電解<5759>が大幅高で5日ぶりに反発している。24日の取引終了後、銅箔製造設備の販売を行うテックス・テクノロジー(東京都千代田区)と資本・業務提携契約を締結し、テックス社を割当先とする104万500株の第三者割当増資を実施すると発表しており、好材料視されている。
第三者割当増資の発行価格は1株961円で、増資後のテックス社の保有割合は20.85%から29.01%に上昇する予定。また、調達資金9億8542万円は長納期設備(設備投資)及び設備装置に関する支払いに充てるとしている。提携により、テックス社の銅箔製造設備の販路の拡大及び日本電解の銅箔製造販売事業を強化するとしており、今後具体的な協議・検討を行うという。なお、同件が25年3月期業績に与える影響は軽微としている。