<マ-ケット日報> 2024年6月26日

市況
2024年6月26日 16時32分

26日の市場は日経平均が大幅に3日続伸。終値は前日比493円高の3万9667円で、一気に4月9日以来の高値水準まで回復してきた。前日の米ハイテク株が大きく上げたことで東京市場でも値がさの半導体関連を中心に買いが先行。取引中盤までコンスタントに買いが続き日経平均の上げ幅は600円を超えるまで拡大した。4万円の大台が見えてきたところで終盤は上げ止まったが、昨日から相場はレンジ上放れを鮮明にしており、しばらくは買い方有利の流れが続きそうだ。

昨日の米国市場は消費関連指標の軟化を受けてダウ平均は6日ぶりに反落した。この日発表された6月の消費者信頼感指数が前月比で低下。利下げを促すとして評価する向きもあったが、直近まで上げ続けてきた消費関連株を利食うきっかけとなって、主要指数ではダウ平均の下げだけが目立っていた。一方、入れ替わるようにここ数日調整していた半導体・ハイテク株には買いが入りナスダック指数は4日ぶりに大幅反発。主力のエヌビディアも反発している。

さて、東京市場は幅広く買われて水準を一段と切り上げる1日に。米長期金利の落ち着きや足元の円安基調の強さから企業業績の上方修正期待が改めて高まっている。先物に関しては外国人が継続買いしており上値はもう少し伸ばしそうだ。上場全銘柄で算出する指数トピックスは終値で2800の大台へ。年初来高値をつけた3月22日以来、今年2番目の高さで取引を終えている。(ストック・データバンク 編集部)

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