【クラファン・優待】新スポーツエンタメ誕生へ! 大注目の身体拡張型ロボット開発 ロボットライド、6月29日募集開始

経済
2024年6月27日 16時57分

エンタメ領域での人型ロボットを開発する株式会社ロボットライド(東京都八王子市)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは6月29日10時開始を予定しています。

・ 普通株式型
・ 目標募集額:1400万円、上限募集額:5000万円
・ エンジェル税制あり(優遇措置B)
・ 株主優待あり:定期開催する工場イベントへの招待
・ みなし時価総額:2億円
・ 類似上場企業:アルファクス・フード・システム <3814> [東証G]、エーアイ <4388> [東証G]、CYBERDYNE <7779> [東証G]、菊池製作所 <3444> [東証S]、鈴茂器工 <6405> [東証S]
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算

大人から子どもまで乗れる人型ロボット

ロボットライドは、大人から子どもまで乗れる人型ロボット「スケルトニクス」の開発・製造を行っています。スケルトニクスは電気やモーターなどの動力を使わず、独自の「3次元閉リンク構造」により、中の人間の力を伝達し、自然な動きを実現します。

安全性と操作性を両立し、装着した人の身体動作をそのまま再現するため、巨大なロボットを操縦している感覚を味わえるそうです。

2011年に初代のモデルを発表後、インパクトのある見た目と操作性が話題になり、テレビやイベントなどに多数出演。スケルトニクスの集客力は高く、各地での体験イベントでは多くの参加者がいるといいます。

同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。

【成長のための課題】

これまでは売上の大半をイベント出演に依存しており、今後はスケルトニクスを普及させるため、スケルトニクスを操縦するストック型ビジネスへ移行する必要性がある。

【解決方法】

・「R-FIGHT」のアミューズメント施設への展開により、レンタル料やプレイ料のシェアを上げる。

・「R-FIGHT」をプロスポーツに昇華させ、興行化を図る。

・ゲーム性の向上や拡大のための人員採用。

誰もがロボットパイロットになれる世界を

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社は、誰もが簡単にロボットパイロットになれる世界を目指しています。ロボットを身近に操縦できる機会を提供することで、「ロボットに乗り、自らの手で意志のままに操る」ことを可能にするとしています。

これまで、一般の人が人型ロボットに触れ合うことはまれでしたが、「ロボットは乗り物」と再定義し、操縦体験を提供したい考えです。

「医療・介護や建設など、さまざまな分野でロボットは活躍していますが、弊社は新しいエンターテインメントとして、ロボットの可能性を最大限に生かし、革新的な体験を生み出していきたいと考えています」(同社)

市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社によると、ロボットが活躍するエンターテインメント市場のポテンシャルは大きな可能性を秘めており、テーマパーク、アミューズメント施設ともに約7000億円の市場規模と推定されているそうです。

また、日本のロボットには全世界的に熱狂的なファンがおり、ロボットアニメのIP市場だけでも、3000億円以上の規模と見込まれているといいます。

「さらに、テクノロジーで人間の機能を拡張させ、誰もが超人になれるスポーツを開発して楽しむプロジェクト『超人スポーツ』が注目を集めており、第1回大会は政府のオリンピック・パラリンピック基本方針推進調査でも取り上げられました。

このプロジェクトには、世界39カ国に展開し、シリーズCで約31億円を調達したARスポーツのほか、『スケルトニクス』を操縦する弊社の競技も認定されています」(同社)

人間の動きを拡大して表現できるのがロボットの魅力であり、人型ロボット同士を戦わせる新しい格闘技が実現すれば、既存の格闘技ファンからの支持も獲得できると同社は見ています。

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社は、軽量の人型ロボット「スケルトニクス」の設計・開発・製造を行っています。

独自のリンク機構を採用したことで、同期した搭乗者の動きを大きく見せる身体拡張ロボットの存在感や大きさ、人由来の自然な動作は見る人の目を引きつけ、子どもから大人まで誰もが簡単に操作できることも魅力だそうです。

「スケルトニクスの独自性は、リンク機構によって電気やモーターを使用せず、メカトロニクス技術を融合させた搭乗者の動きに連動した自然な動作です。10年以上にわたり、形状も含めて改良を重ねたことで軽量化に成功したほか、外装のオーダーメイドデザインも可能です」(同社)

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

同社はスケルトニクスをさらに発展させようと、ロボットを装着して戦うテクノスポーツ「R-FIGHT」(特許出願中)として展開。試合は、スケルトニクスを装着したプレイヤー2名が対戦し、機体に攻撃がヒットするとデジタル上で相手の体力ゲージが奪われていくという仕組みです。

他のスポーツと異なるのは、観客の応援が勝敗に直接影響することだといい、観客がスマホやタブレットをタップして応援することで、プレイヤーの体力や攻撃力などのステータスが実際に強化されます。

「プレイヤーの身体的な能力だけによらないため、老若男女どなたとでも試合が可能です。さらに、応援が可視化されることで、観客も実際に試合に参加できる点が特徴です」(同社)

「R-FIGHT」で使用するスケルトニクスは、アルミやポリカーボネート等の樹脂素材を組み合わせて製造しており、機体重量約15キロと軽く、外装やグローブにはウレタンなどの柔らかい素材を使用。さらに、他社の転倒の衝撃低減システムを実装していることなどから安全性も担保しています。

2024年4月から、東京タワー内「RED°TOKYO TOWER」で稼働を開始しており、8月までにもう1施設へ導入予定。大手IP企業が全国で運営するアクティビティパークへの導入も話し合いを進めているそうです。

【タイトル】

(出典:FUNDINNO)

これまで、イベント出演やメディア露出によるマネタイズを図ってきましたが、今後は「R-FIGHT」をプロスポーツ化し、ストック型ビジネスへの転換を目指しています。大会チケットやグッズ販売、放送権料など多様な事業ポートフォリオを構築する計画です。

また、エンターテインメント性を向上させるためのルール改良やインターフェイスの改良などを重ね、日本発コンテンツとしてグローバルに展開していくとしています。

「これまでなかったロボット装着型格闘スポーツを創出することで、エンターテインメント市場へのロボット活用の可能性を広げるとともに、世界中の人々が自らロボットを操縦したり、その様子を応援して熱狂できる新たな市場を生み出していきたいと考えています」(同社)

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(出典:FUNDINNO)

スケルトニクスは、人間が搭乗できるサイズのロボットとしては数十キログラム程度と軽量である一方、他社の動力を伴うロボットは油圧式または電動式のため、4メートルサイズまで大型化し、重量も数トンに達する場合がほとんどだといいます。

「その結果、1台あたりの販売価格は億単位となり、各地への輸送やセットアップにかかる費用だけでも、1回につき数十万~数百万円かかります」(同社)

「R-FIGHT」に使用する改良型のスケルトニクスの製造コストは1台50万円程度で運搬も容易。また、各会場に予備機を設置するだけの生産も可能で、故障や破損で予備機が必要になった際のバックアップ体制も整えているそうです。

人間の動きを直接、ロボットに伝えることで、自然で滑らかな動きを実現しており、まるで自分がロボットになったかのような没入感も、まねできない強みだといいます。

「こうした特徴から、機体販売だけでなくイベント出展やアミューズメント施設の運営などさまざまな形でのビジネス展開がしやすく、出店箇所が増えていくフェーズにも低コストかつ柔軟に対応できる点は、スケーラビリティを考える上でも有利だと考えています」(同社)

今後の成長に向けて

(1)2028年よりIPO準備開始

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(出典:FUNDINNO)

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(出典:FUNDINNO)

(2)短期計画

まず、「R-FIGHT」を常設するアミューズメント施設への出店、各地のショッピングモールなどへの直接的な出店を促進し、2027年までに50店舗で出店を目指しています。「R-FIGHT」を体験する機会を全国各地で増やすことが当面の目標です。

「プロスポーツ化を目指して、プロデューサーやクリエイティブディレクターを起用し、エンターテインメント性を高めるゲームシステムや演出・デザインの改良などを行っていきます。カーボン素材やVR・AR技術の活用など次世代モデルの研究開発を継続することで、より没入感のあるエンターテインメントを提供していきたいと考えます」(同社)

(3)中長期計画

2029年に「R-FIGHT」世界大会の開催を計画。アミューズメントの域を超えて、各国から選抜されたパイロットが最先端のロボット技術と高度な操縦スキルを競い合う姿で、人々を魅了する世界的なスポーツエンターテインメントに成長させたい考えです。

「プロパイロットの発掘と育成、競技ルールの整備、審判システムの確立などのほか、応援者による投げ銭機能の充実など、ロボット競技ならではの新たなビジネススキームも取り入れることで、ファンビジネスとしても大きく成長するものと見込んでいます」(同社)

(4)2031年に累計リング数155を計画

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(出典:FUNDINNO)

類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)

・アルファクス・フード・システム <3814> [東証G]

・エーアイ <4388> [東証G]

・CYBERDYNE <7779> [東証G]

・菊池製作所 <3444> [東証S]

・鈴茂器工 <6405> [東証S]

株主優待

【基準日】

毎年9月末日

【優待の対象】

株主全員

【優待内容】

定期開催する工場でのイベントに招待する。家族など5名まで無料で参加可能。同イベントは、製造工程と開発中の機体を見られる工場見学、ダイナミックなデモンストレーションなどから構成。

【申し込み方法】

・基準日経過後、利用可能の案内をする。

・イベントは同社ホームページで随時案内しており、同ページより申し込む。

・イベント当日、現地で「株主優待を利用する」と知らせる。

・株主名簿の名前や住所に変更がある場合、イベント参加日までに手続きをしてから申し込む。

【注意事項】

・1年に1回限りの優待。

・優待内容は変更や廃止になる場合がある。

発行者・募集情報

■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等

株式会社ロボットライド

東京都八王子市下恩方町1100-16

資本金:5,000,000円(2024年6月5日現在)

発行済株式総数:1,000株(同)

発行可能株式総数:10,000株

設立日:2021年10月1日

決算日:9月30日

※2024年6月17日を効力発生日として、1株を100株とする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更を実施しており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は100,000株、発行可能株式総数は10,000,000株となる。

■募集株式の発行者の代表者

代表取締役 宮本大輔

■募集株式の種類及び数(上限)

普通株式 25,000株

■募集株式の払込金額

1株あたり 2,000円

■資金使途

・目標募集額達成時の資金使途内訳

調達額1,400万円を以下の目的に充てる予定。

人件費 400万円

出店費用 442万円

広告宣伝費 250万円

手数料 308万円

・上限募集額達成時の資金使途内訳

上記に追加し、調達額3,600万円(目標募集額1,400万円と上限募集額5,000万円との差額)を以下の目的に充てる予定。

出店費用 1,000万円

コンテンツ開発費 1,000万円

アプリ開発費用 500万円

人件費 308万円

手数料 792万円

■投資金額のコース及び株数

100,000円コース(50株)

200,000円コース(100株)

300,000円コース(150株)

400,000円コース(200株)

500,000円コース(250株)

1,000,000円コース(500株)

2,000,000円コース(1,000株)

3,000,000円コース(1,500株)

4,000,000円コース(2,000株)

5,000,000円コース(2,500株)

10,000,000円コース(5,000株)

※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(250株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(5,000株)を上限とする。

■申込期間

2024年6月29日~7月12日

■目標募集額

14,000,000円(上限募集額 50,000,000円)

※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は40,000,000円とする。

■払込期日

2024年8月5日

■連絡先

株式会社ロボットライド

電話番号:050-3486-9802

メールアドレス:info@skeletonics.com

※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。

〈出演実績100件以上〉日本から新たなスポーツエンタメ誕生。搭乗予約殺到の身体拡張型ロボット「スケルトニクス」

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