ソフトウエア株に買い AI絡みの半導体下落で見直し買いが加速=米国株個別
(NY時間15:08)(日本時間04:08)
セールスフォース<CRM> 253.22(+10.07 +4.14%)
アドビ<ADBE> 546.98(+18.32 +3.46%)
パロアルト<PANW> 343.50(+18.24 +5.61%)
本日はセールスフォース<CRM>やアドビ<ADBE>、パロアルト<PANW>などソフトウエア株の上昇が目立っている。特段の買い材料は出ていない。一部からは、マイクロン<MU>が決算を受けて下落しており、その流れでエヌビディア<NVDA>やブロードコム<AVGO>、クアルコム<QCOM>といったAI絡みの半導体株が下落する中、ソフトウエア株に見直し買いが加速しているとの指摘が出ている。
AIブームの陰に隠れてソフトウエア株はこれまで、軟調な展開が見られていた。セールスフォースやアドビもAI機能に注力しているものの、収益面で可視化できていない。また、生成AIの発達により競争激化への懸念も高まっていた。ただ、6月中旬以降、値ごろ感の買い戻しも出ており、セールスフォース、アドビとも200日線の回復を試す展開となっている。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース