アダストリアの第1四半期は増収減益で着地
アダストリア<2685>がこの日の取引終了後、第1四半期(3~5月)連結決算を発表しており、売上高740億100万円(前年同期比8.1%増)、営業利益60億1400万円(同4.2%減)、純利益44億500万円(同1.3%減)となった。
国内売上高は3月の低気温による一時的な減速感はあったもののその後天候に恵まれたことや、トレンドを捉えた商品展開やヒット商品の育成、テレビCMやポイント還元などのプロモーションの結果、グローバルワークなど主力ブランドが堅調に推移し売上高を押し上げた。一方で、円安の影響や卸売事業の増加が粗利率を押し下げたほか、一部子会社の苦戦もあり営業利益は減益となった。
なお、25年2月期通期業績予想は、売上高2900億円(前期比5.2%増)、営業利益190億円(同5.5%増)、純利益127億円(同6.0%減)の従来見通しを据え置いている。