マクロン仏大統領の支持率が急低下 右派はリード拡大
フランス国民議会選挙の第1回投票を2日後に控え、マクロン大統領の支持率が3カ月ぶりの低水準に沈んだ。一方、ルペン氏が率いる右派政党「国民連合(RN)」は、ライバル政党の追い上げが停滞する中でリードを広げている。
トルナ・ハリス・インタラクティブの世論調査によると、マクロン大統領の支持率は6ポイント低下して36%と、3月以降で最低となった。別の調査はRNが議会第1党となる見通しを示している。ブルームバーグによると、同党とその同盟勢力への支持率が0.1ポイント上昇し36.2%となった。社会党、共産党、緑の党、不屈のフランスから成る左派連合「新人民戦線」は28.3%で2位、マクロン大統領の中道派は20.4%で3位となっている。