個人投資家・有限亭玉介:人気の明暗がわかれる夏相場!上昇チャートで見る6銘柄!【FISCOソーシャルレポーター】

特集
2024年6月29日 10時00分

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

-----------

※2024年6月24日10時に執筆

これから株式市場にとって良いイベントがあればいいのですが、選挙イヤーであっても期待はできなさそうですねぇ…。テーマや政策関連のイベントに期待できないのなら、業績期待のある個別銘柄をチェックして参りますよ。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

東京都知事選が近づいても、株式市場を刺激するような材料はそこまで出てこないのではないですかねぇ。政治主導で株式市場にマネーが流入する材料があればいいのですが、半導体関連の隆盛以降は話題性のあるテーマも見当たりません。

日本の気温もふつふつと上がってきたところで、株式市場はこのまま「夏枯れ」となってしまうのでしょうか。日本だけでなく米国や欧州のマクロ経済指標を見ても、自信を持って先行きは明るいとは言えません。必ずしも景気と株価は連動するわけではないとしても、株式市場に不安感が漂っている事は明らかです。

インフレが落ち着いて世界各国の中央銀行が利下げの議論をしているのは理解できますが、インフレも景気も芳しくない日本が利上げを議論するのには正直、疑問しかありませんな。そのような違和感を株式市場は敏感に感じ取っているのかもしれません。選挙でそのような状況を打破できる期待感があれば良いのですが、そんなムードはまだ感じられません。

6月28日のイランの大統領選挙、7月上旬のフランスとイギリスの選挙などで日本の株式市場が大きく値上がりする要素も無さそうです。東京都知事選挙を経て米大統領選や自民党総裁選が近づけば、徐々に株式市場が反応し始めるのではないでしょうか。今のような外部環境が悪い中では、信じられるのは好チャートの業績期待株ですかねぇ…。

ここ最近は電力関係の銘柄が物色されている事もあり、まずは業績好調のライトアップ<6580>をチェックして参ります。直近では省エネ補助金の申請支援を開始すると発表して好感されたようです。小型株ながら、じわじわと上昇トレンドを形成しております。DX・AIの導入でも思惑があるか。

25日線を下値に上昇トレンドを築いている保土谷化学<4112>は、プリンター用トナーなどを手掛ける企業ですな。業績も堅調で直近の決算で増配も発表しておりますよ。年初来高値を更新しているチャートでも、PBRは割安です。

こちらもPBRの割安感が目立っている、いよぎんHD<5830>です。金利上昇の思惑から銀行株には幅広く買いが入りましたな。25年3月期は前年比で減益予想ですが、増配や金利上昇圧力が高まっている事を考えるとトレンドがどこまで続くか監視です。

総合設備大手のダイダン<1980>は、25年3月期が過去最高益を更新する見通しとなりました。空調設備に強みを持つ同社は、データセンターの新設ラッシュにより業績寄与している模様です。直近のチャート(日足)は25日線を割りますが、電気や水道衛生工事等までカバーしている同社へのニーズは堅いとみて注視しております。

半導体関連として思惑のあるワイエイシイHD<6298>は、底値圏から上放れしてきたようですねぇ。メカトロニクスから医療機器まで幅広く手掛ける同社も、業績は拡大傾向となっております。25日線・75日線を上抜いて、トレンド転換できるか監視を強めていきたいですよ。

最後は環境リサイクル分野に強みを持つDOWA<5714>です。上昇基調の高値圏から6月に入ってチャートは落ち込みますが、しっかりと反発も確認しております。PBRも割安で、増配や自社株買いの発表で動意する可能性があるか要チェックです。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

----

執筆者名:有限亭玉介

ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.