28日の米株式市場の概況、NYダウ3日ぶり反落 四半期末でポジション調整

市況
2024年7月1日 8時16分

28日の米株式市場では、NYダウが前日比45.20ドル安の3万9118.86ドルと3日ぶりに反落した。5月の米個人消費支出(PCE)物価指数は前月比で横ばいとなり、市場予想と同水準となった。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測の高まりは全体相場を下支えした。もっとも四半期末とあってポジション調整売りが出たほか、売上高見通しが嫌気されたナイキ<NKE>が大幅安となりNYダウを押し下げた。

ウォルト・ディズニー<DIS>やメルク<MRK>、トラベラーズ<TRV>が売られ、ビザ<V>やマクドナルド<MCD>が冴えない展開となった。半面、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が上伸し、キャタピラー<CAT>やJPモルガン・チェース<JPM>、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>が堅調に推移した。

ナスダック総合株価指数は126.081ポイント安の1万7732.603と4日ぶり反落となった。アマゾン・ドット・コム<AMZN>やメタ・プラットフォームズ<META>、マイクロソフト<MSFT>、アップル<AAPL>が下落し、エヌビディア<NVDA>は小幅安。エスペリオン・セラピューティクス<ESPR>が軟調で、くら寿司USA<KRUS>とアコレード<ACCD>が急落した。一方、テスラ<TSLA>とアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>がしっかり。インフィネラ<INFN>とカリズマ・セラピューティクス<CARM>が高い。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.