東証グロース市場250指数先物概況:75日移動平均線割れで売り加速

市況
2024年7月1日 15時40分

7月1日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比15pt安の640pt。なお、高値は657pt、安値は638pt、日中取引高は7837枚。先週末28日の米国市場のダウ平均は反落。5月PCE価格指数(コア)の鈍化を受けインフレ再加速への懸念が後退、FRBによる利下げ観測が強まり相場を支えたが、ダウは決算が失望されたナイキが重しとなった。ナスダックは一時、過去最高値を付ける場面があったが、最新の経済指標を消化した後は下落に転じ、主要株式指数は小幅に下落して取引を終えた。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比1pt高の656ptからスタートした。寄り付き直後こそ高かったものの、75日移動平均線での売り圧力を確認すると、25日移動平均線を割り込み、新興市場全体が軟化。主力株への売りが膨らむ中、米国で6月のISM製造業景況指数発表を控えていることから押し目を拾う動きも乏しく、本日の安値圏となる640ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株では、インテグラル<5842>やサンウェルズ<9229>などが下落した。

《TY》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

特集記事

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
米国株へ
株探プレミアムとは
PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.