1日の米株式市場の概況、NYダウ反発 金利上昇は上値圧迫要因に

市況
2024年7月2日 8時13分

1日の米株式市場では、NYダウが前週末比50.66ドル高の3万9169.52ドルと反発した。今週は3日が独立記念日前日で短縮取引、翌4日が休場とあって、手がけにくさが意識され、様子見ムードが広がるなかで大型ハイテク株に持ち高調整目的の買いが入った。米大統領選でトランプ氏の勝利の確度が高まったとの見方が前週以降広がっており、週明け1日は米国の財政が一段と悪化するとの見方から米長期金利が上昇した。急ピッチな金利上昇への警戒感は株式相場の上値を圧迫した。

ボーイング<BA>とメルク<MRK>が上昇し、ゴールドマン・サックス・グループ<GS>やJPモルガン・チェース<JPM>がしっかり。スピリット・エアロシステムズ・ホールディングス<SPR>やフーボーTV<FUBO>が買われ、ウォリアー・メット・コール<HCC>とピーボディ・エナジー<BTU>が急伸した。半面、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>とホーム・デポ<HD>、キャタピラー<CAT>が水準を切り下げ、マクドナルド<MCD>とウォルト・ディズニー<DIS>、スリーエム<MMM>が軟調だった。

ナスダック総合株価指数は146.697ポイント高の1万7879.300と反発し、最高値を更新した。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が高く、テスラ<TSLA>が急騰。エヌビディア<NVDA>が底堅く推移した。一方、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が冴えない展開となり、マシモ<MASI>は大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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