日経平均は142円安、寄り後は下げ幅拡大

市況
2024年7月2日 9時11分

日経平均は142円安(9時10分現在)。今日の東京株式市場は売りが先行した。昨日の海外市場で米長期金利が上昇したことから、株価の相対的な割高感が意識された。また、外為市場で1ドル=161円50銭台と、昨日15時頃からさらに60銭ほど円安・ドル高に振れたことから、為替介入への警戒感が強まり、買い手控え要因となった。さらに、昨日の日経平均が朝高の後に伸び悩み、節目として意識される40000円を上回れなかったことから、短期的な相場の腰は強くないとの見方もあった。一方、昨日の米株式市場で主要指数が上昇したことが東京市場の株価の支えとなった。また、欧州政治不安が意識される中、フランス国民議会(下院)選挙の初回投票を受けた昨日の仏CAC40が1%を超す上げとなり、また、英FTSETM100、独DAXも上昇したことも東京市場の安心感となった。さらに、介入警戒感はあるものの、一段の円安・ドル高が輸出企業の収益押し上げ要因となるとの見方が、輸出関連株の株価を支える要因となったが、寄付き段階では売りが優勢だった。寄り後、日経平均は下げ幅を拡大している。

《SK》

提供:フィスコ

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