東京株式(前引け)=続伸、朝安後切り返し一時4万円大台に迫る

市況
2024年7月2日 11時51分

2日前引けの日経平均株価は前営業日比149円52銭高の3万9780円58銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は8億8988万株、売買代金概算は2兆1346億円。値上がり銘柄数は840、対して値下がり銘柄数は737、変わらずは68銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方こそ売り先行で始まったが、寄り後ほどなくして日経平均は戻り足に転じ、前場後半にかけて一貫して下値を切り上げる強調展開となった。前日の米国株市場でナスダック総合株価指数が最高値を更新したことや、外国為替市場で円安水準が維持されていることが追い風となっている。一時300円近い上昇で3万9900円台まで上値をのばし、4万円大台乗せも視界に入ったが、前引けにかけて手仕舞い売りで上げ幅を縮小した。ただ、大型株に対する買い意欲は旺盛だ。バリュー株物色の流れが強まるなか、金利上昇を好感して大手金融株に物色資金が向い、全体相場を押し上げる格好となっている。

個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクの上げ足が目立つほか、川崎汽船<9107>が急上昇するなど海運株も人気。東京海上ホールディングス<8766>が高く、第一三共<4568>なども買いを集めた。三菱重工業<7011>が活況高。スター・マイカ・ホールディングス<2975>が大幅高に買われ、ミネベアミツミ<6479>も値を飛ばした。半面、売買代金首位のレーザーテック<6920>が下値を模索、東京エレクトロン<8035>、ソシオネクスト<6526>も軟調。高島屋<8233>も利食われた。ミガロホールディングス<5535>が急落、ユニチカ<3103>、ネクステージ<3186>なども大幅安。

出所:MINKABU PRESS

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