レナーが下落 アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ=米国株個別
(NY時間13:35)(日本時間02:35)
レナー<LEN> 142.48(-3.45 -2.36%)
住宅建設のレナー<LEN>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の174ドルから164ドルに引き下げた。第4四半期のガイダンスに対する潜在的なリスクと、保険料と固定資産税の上昇で中古住宅の在庫が急増しているフロリダ州への過大なエクスポージャーを理由に挙げている。下半期も住宅市場は低迷する可能性があるという。
長期金利の上昇にもかかわらず、新築も中古も在庫は増加傾向にあり、米住宅市場の双子のエンジンであるテキサス州とフロリダ州では、軟化している地域も見られると指摘している。
FRBによる利下げ開始は下期のカタリストとなる可能性があるが、歴史が示唆するように株は必ずしも利下げサイクルに上昇するわけではないとも言及した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース