放電精密が急反落、第1四半期営業損益は黒字転換も材料出尽くし感強まる

材料
2024年7月3日 12時59分

放電精密加工研究所<6469>が急反落している。2日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高29億8900万円(前年同期比4.6%増)、営業利益7800万円(前年同期1900万円の赤字)、最終利益4200万円(同1700万円の赤字)となり、営業損益が黒字転換したものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。

金型事業の住宅及び交通・輸送関連の生産量が減少したものの、放電加工・表面処理事業で航空・宇宙関連の航空機エンジン部品が旅客需要の回復により生産量が増加。また、環境・エネルギー関連のガスタービン部品も電力需要を背景に国内・海外向け案件が堅調に推移した。更に、ガスタービン部品の価格転嫁や製造・販管固定費抑制なども利益に貢献した。

なお、25年2月期通期業績予想は、売上高135億6600万円(前期比11.6%増)、営業利益3億6800万円(同60.0%増)、純利益2億2200万円(同4.0%減)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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