ダウ先物は小動き 本日は短縮取引 パラマウントが時間外で大幅高=米国株

市況
2024年7月3日 22時10分

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:56)(日本時間21:56)

ダウ先物 39677(-11.00 -0.03%)

S&P500 5562.00(-6.75 -0.12%)

ナスダック100先物 20217.00(-38.25 -0.19%)

米株価指数先物市場でダウ先物、S&P500、ナスダック100とも小動きで推移しており、本日の米株式市場は様子見の展開で始まりそうだ。ただ、米利下げへの楽観的な見方が市場に広がる中、前日の過去最高値に近い水準で取引されている。

前日のS&P500は初めて5500を上回り、今年32回目の最高値更新となった。堅調な企業業績、AIへの熱狂、利下げ期待などを背景に、2022年10月の終値から16兆ドル以上も時価総額を拡大している。

パウエルFRB議長は前日の講演で、インフレ抑制に向けてかなりの前進を遂げたことを認めた。利下げにはさらなる証拠が必要という点も強調していたが、市場では利下げ期待が高まっている。

一部からは「米株式市場の勢いは依然として強く、インフレは鈍化傾向にあり、9月利下げの可能性が高まっている」との声も聞かれる。米経済と労働市場が減速していることは明らかであり、金曜日の雇用統計でそれが確認されれば、9月利下げへの道筋がつくという。

創薬のソフトウェアを手掛けるシミュレーションズ・プラス<SLP>が時間外で下落。取締役会が第4四半期以降の四半期配当の中止を発表。長期的な成長戦略に資金を再配分するという。

メディア大手のパラマウント・グローバル<PARA>が時間外で大幅高。エリソン氏率いる米独立系映画製作会社スカイダンス・メディア社が同社のオーナー企業ナショナル・アミューズメンツ社を買収し、パラマウントと事業統合を行うことで暫定合意したと伝わった。

デル・テクノロジーズ<DELL>が時間外で上昇。アナリストがUS1リストに加えた。US1リストは、ADRを含む「買い」の投資判断の米上場株から抽出された同アナリストのベスト投資アイデア。

アルコール飲料のコンステレーション・ブランズ<STZ>が時間外で上昇。取引開始前に3-5月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益が予想を上回った。

なお、明日の独立記念日の祝日のため本日は現地時間午後1時(日本時間4日午前2時)までの短縮取引。

(NY時間09:06)(日本時間22:06)時間外

パラマウント<PARA> 12.25(+1.53 +14.27%)

デル<DELL> 147.10(+3.63 +2.53%)

シミュレーションズ<SLP> 44.24(-2.62 -5.59%)

コンステレーション<STZ> 267.50(+8.56 +3.31%)

アップル<AAPL> 219.60(-0.67 -0.30%)

マイクロソフト<MSFT> 458.00(-1.28 -0.28%)

アマゾン<AMZN> 199.77(-0.23 -0.12%)

アルファベット<GOOG> 186.15(-0.46 -0.25%)

テスラ<TSLA> 234.89(+3.63 +1.57%)

メタ<META> 509.75(+0.25 +0.05%)

エヌビディア<NVDA> 121.76(-0.91 -0.74%)

AMD<AMD> 163.39(-0.92 -0.56%)

イーライリリー<LLY> 906.90(+0.19 +0.02%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

株探ニュース

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.