リペイが下落　シニア転換社債の発行条件を決定＝米国株個別

（NY時間10:25）（日本時間23:25）

リペイ<RPAY>　9.23（-0.98　-9.60%）

金融向け決済ソリュ―ションを手掛けるリペイ<RPAY>が下落。２０２９年満期、２億６０００万ドルのシニア転換社債の発行条件を決定した。クーポンは２．８７５％。

転換率は当初、転換社債１０００ドルにつき７６．８１８２株となる。これは１株約１３．０２ドルの当初転換価格に相当し、前日終値に対して約２７．５％のプレミアムとなる。最初の購入者には２７５０万ドルの追加購入オプションを付与。

手取概算額は２億５２４０万ドルを想定しており、そのうち３５４０万ドルはキャップ・コール取引の支払いに充当される。残りは２０２６年満期の転換社債の一部買い戻しと自社株の購入に充てる。

【企業概要】

個人ローン・自動車ローン・売掛金管理・企業間取引などの分野で事業を行う顧客に、電子支払い処理ソリューションを提供する。クレジットカード・デビットカードによる支払い処理、自動決済機関処理、即時資金調達サービスなどを手掛ける。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美

株探ニュース