新興市場銘柄ダイジェスト:レナサイエンスは大幅続伸、バリューCが一時ストップ高

材料
2024年7月4日 16時20分

<9238> バリューC 1270 +262

一時ストップ高。本日、フィル・カンパニーと業務提携を行うことを発表し、買いを集めている。今回の業務提携では両者の知見を活かすことで、解体後の土地、特に狭小地や変形地、駅遠などの条件によりその活用方針が限られてしまっていた物件の活用を希望するユーザーへ従来になかった選択肢を提供することが可能になる他、適正な価格での解体工事の提供を実現することを目的にしている。

<4177> i-plug 1298 -23

続落。3日、新卒オファー型就活サービス「OfferBox」の6月度主要KPI(速報)を発表した。早期定額型の受注高が前年同月比12.3%減の5億3500万円、成功報酬型が同25.0%減の9300万円となり、両サービスともに受注高が減少したことが引き続き嫌気されている。

<4431> スマレジ 2339 +71

反発。3日取引終了後、6月度の月次登録店舗数推移を発表し、好材料視されている。iPadなどのタブレットを利用したクラウドPOSレジ「スマレジ」の有料プラン登録店舗数が前月比530店舗増の3万6833店舗となっている。有料プラン登録店舗数、アクティブ店舗数(無料プラン含む)ともに直近6ヶ月連続前月比で増加していることも好感されているようだ。

<4891> ティムス 244 +7

大幅反発。3日取引終了後、北海道大学との間で、同大学が保有する脊髄損傷治療薬候補物質の知的財産権に関する、全世界における独占的実施許諾契約を締結したと発表し、好材料視されている。22年7月に北海道大学との間において締結したオプション契約により、TMS-010として脊髄損傷治療薬候補における開発を行う機会を得ることとなった。本契約よる当年度の支出額(一時金及び当年度のアニュアル・フィー)は、24年4月12日公表の25年2月期研究開発費の見込み額に含まれているという。

<4889> レナサイエンス 365 +21

大幅続伸。3日取引終了後、業績の上方修正を発表し好感されている。25年3月期事業収益を9千万円から1億500万円に、経常損益を2.75億円の赤字から2.57億円の赤字に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。修正の理由は、皮膚疾患治療RS5441(経皮薬、経口薬)の独占的実施権を許諾するライセンス契約を締結している米国Eirion Therapeutics, Inc.が第I相臨床試験(経皮薬)を開始したため、マイルストーンとして10万米ドルを受領する予定のためとしている。

<3300> アンビDX 1040 +41

反発。不動産DXサービス「AMBITION Cloud」と電通デジタルの生成AIを活用した営業DXサービス「∞AI Chat for Sales」とのPoC(概念実証)を開始したことを発表し、好材料視されている。対話型のAIを通してチャットでの部屋探し中のユーザーの会話を要約し、電通による生活者の価値観などを聴取した大規模調査データと統合してペルソナ像を生成する。これに基づき、オンラインAIがユーザーごとのカルテを作成し、新たな物件の紹介から契約までをサポートする。

《ST》

提供:フィスコ

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