外為サマリー:米雇用統計に対する警戒感から一時160円50銭台に軟化

通貨
2024年7月5日 15時17分

5日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=160円68銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭弱のドル安・円高となっている。

ドル円相場は朝方に161円40銭近辺に強含む場面があったものの、前日4日の米国は独立記念日の祝日だったことから模様眺めムードが広がりやすくドル買いは続かず。その後は仲値(午前9時55分頃に決まる金融機関が外国為替取引をする際の基準となるレート)に向けて軟化し、市場ではゴトー日(5のつく日と10のつく日)で国内輸出企業など実需筋のドル売り・円買いが相場を押し下げたとの見方があった。また、3日に発表された米労働関連指標が低調だったことで、日本時間今晩に公表される6月の米雇用統計に対する警戒感もあり、午後0時20分ごろには一時160円53銭まで軟化した。弱い結果となれば米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が強まる可能性があることから相場の戻りは鈍く、午後は概ね160円60~70銭台で推移した。

ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0822ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=173円88銭前後と同20銭程度のユーロ安・円高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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