NY株式:NYダウは67ドル高、弱い雇用統計受け早期利下げ期待

市況
2024年7月6日 5時50分

米国株式市場は上昇。ダウ平均は67.87ドル高の39,375.87ドル、ナスダックは164.46ポイント高の18,352.76で取引を終了した。

6月雇用統計が弱い経済を示し、寄り付き後、まちまち。ハイテクは、9月の利下げ期待が強まり、金利の低下を好感し買われ、続伸した。ダウは景気減速懸念が重しとなり軟調推移したのちハイテクの上昇が支援し終盤にかけ上昇に転じ、ナスダックは連日で過去最高値を更新し終了。セクター別では、メディア・娯楽が上昇した一方、エネルギー、銀行が下落した。

百貨店のメーシーズ(M)は投資会社アークハウス・マネジメントと資産運用会社のブリゲード・キャピタル・マネジメントが買収提示額を引き上げたとのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)紙の報道を受け、買われた。電気自動車メーカーのテスラ(TSLA)は中国地方政府の公用車として初めて調達対象になったことが江蘇省公表のリストで判明し、上昇。

自動車メーカーのフォード(F)はステアリングの不具合で3万台の「マスタング」リコールを発表し、売られた。また、半導体メーカーのエヌビディア(NVDA)はアナリストの投資判断引き下げで下落。格安航空会社のスピリット(SAVE)やフロンティア(ULCC)もアナリストが投資判断を引き下げ売られた。

NY連銀のウィリアムズ総裁はインフレ鈍化が進展したものの、まだ、連邦準備制度理事会(FRB)の仕事は終わっていないと慎重姿勢を繰り返した。

(Horiko Capital Management LLC)

《ST》

提供:フィスコ

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