リーガルズームが大幅安 通期の見通しを下方修正 CEOの交代も発表=米国株個別

材料
2024年7月11日 1時06分

(NY時間12:05)(日本時間01:05)

リーガルズーム<LZ> 5.90(-1.96 -24.90%)

法務及びコンプライアンス関連のオンラインサービスを提供するリーガルズーム・ドット・コム<LZ>が大幅安。前日引け後にガイダンスを公表し、通期の売上高およびEBITDAの見通しを下方修正した。同社はまた、ワーニコフCEOの後退を発表。後任にスティベル会長を指名した。

これを受けてアナリストは「第1四半期決算後の株価が悲惨だったが、ワーニコフCEOの退任発表までは予想外だった。投資家はこれを、新たな経営上のトラブルのシグナルと受け止めるだろう」と指摘している。過度なリスクがあるとし、投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価も従来の14ドルから9ドルに引き下げた。

(4-6月・第2四半期見通し)

・売上高:1.72~1.76億ドル(予想:1.74億ドル)

・EBITDA(調整後):0.25~0.27億ドル(予想:0.26億ドル)

(通期見通し)

・売上高:6.75~6.85億ドル(従来:7.00~7.20億ドル)(予想:7.10億ドル)

・EBITDA(調整後):1.35~1.45億ドル(予想:1.38億ドル)

【企業概要】

米国内で法務及びコンプライアンス関連のオンラインサービスを提供する。事業設立から継続的なコンプライアンス・税務アドバイスや、商標登録などをオンラインでサポートする。独自のテクノロジーにより、従来のオフラインよりも大幅に割引された、透明性のある定額料金・年間サブスクリプションを提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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