NY為替:パウエルFRB議長の証言でリスクオン、株高で円売り優勢

通貨
2024年7月11日 7時12分

10日のニューヨーク外為市場でドル・円は161円43銭から161円81銭まで上昇し、161円71銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の2日目の議会証言で、インフレを巡りまだやるべきことがあると、持続的な目標達成にさらに自信が強まるまで高金利を維持する方針を表明し、ドル買いが優勢となった。同時に、利下げに徐々に近づいたことが示唆されリスク選好の円売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.0817ドルまで下落後、1.0830ドルまで上昇し、1.0830ドルで引けた。ユーロ・円は、174円74銭から175円16銭まで上昇。ポンド・ドルは1.2805ドルから1.2848ドルまで上昇した。英中銀のチーフエコノミスト、ピル氏が利下げはするかどうかよりも時期が問題と次の行動が利下げであることを表明したと当時に、一部、インフレの上方リスクが示唆されていることも指摘したため8月の利下げ観測が後退しポンドの買戻しが優勢となった。ドル・スイスは0.8979フランから0.9001フランまで上昇した。

《MK》

提供:フィスコ

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