SHIFTはウリ気配スタート、9~5月期最終減益で失望売り
SHIFT<3697>はウリ気配スタート。10日取引終了後に発表した23年9月~24年5月期連結決算は売上高が前年同期比28.1%増の811億4300万円、純利益が同17.2%減の32億9500万円だった。通期で増益を見込んでいるだけに失望売りを招いたようだ。
主力のソフトウェアテスト関連サービスは好調。一方、システム開発などを手掛けるソフトウェア開発関連サービスで、順調な採用に対して相対的に案件獲得が遅延し、稼働率が低下したことが全体の利益に響いた。また、積極的なM&Aの推進に伴うアドバイザリー費用などの一過性コストも重荷となった。