識学がカイ気配スタート、組織コンサルティング事業好調で3~5月期経常黒字転換
識学<7049>がカイ気配スタート。同社は10日の取引終了後、25年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表した。売上高は前年同期比11.2%増の13億3000万円、経常損益は1億1000万円の黒字(前年同期は1億4700万円の赤字)となった。第1四半期ながら経常利益の通期計画に対する進捗率は66%に上り、業績の上振れを期待した買いが入ったようだ。主力の組織コンサルティング事業では、基本サービス契約社数が増加し、売上高が第1四半期としては過去最高となった。広告宣伝費やマーケティング費用を中心にコスト削減を実施したことも奏功。スポーツエンタテインメントも営業黒字を確保した。