【クラファン・優待】日本初の自立浮上成功! 次世代型eVTOL開発のHIEN Aero Technologies、7月11日募集開始
ガスタービン発電機搭載のハイブリッドeVTOL(電動垂直離着陸機)を開発するHIEN Aero Technologies株式会社(東京都小金井市)が、株式投資型クラウドファンディング(普通株式型)による出資を募集します。申し込みは7月11日19時30分開始を予定しています。
・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額:3000万円、上限募集額:9990万円 |
・ | 事業会社/CVC出資実績あり |
・ | エンジェル出資実績あり |
・ | エンジェル税制あり(優遇措置AまたはB) |
・ | 株主優待あり:株主限定WEBコンテンツへのアクセスなど |
・ | みなし時価総額:5億8375万円 |
・ | 類似上場企業:AeroEdge <7409> [東証G]、ディジタルメディアプロフェッショナル <3652> [東証G]、ビーマップ <4316> [東証G]、ブルーイノベーション <5597> [東証G]、ACSL <6232> [東証G] |
ガスタービン発電機搭載のハイブリッドeVTOL
HIEN Aero Technologiesは、ガスタービン発電機を搭載したハイブリッドeVTOL(イーブイトール:電動垂直離着陸機)を独自技術で開発し、長距離飛行を可能にした「eVTOL」(空飛ぶクルマ)の実用化を目指すスタートアップです。
現在、動力源に電力のみを使用した「純電動」(All Electric)のドローンやeVTOLはバッテリー性能の限界から、飛行時間(距離)が限られ、物流や旅客分野で実用化に課題がありますが、同社はガスタービン発電機を搭載することで、航続距離や積載量を増加させ、社会実装を通じて着実な実用化を目指しています。
創業3年で大型ドローン「HIEN Dr-One」の日本初(世界で2番目)となる自立浮上(ガスタービンハイブリッドeVTOLとして)に成功。今後は「HIEN Dr-One」の市販化を進め、2032年までに、6人乗りで1時間以上の飛行ができる実用的なeVTOLを市場投入する計画です。
(出典:イークラウド )
「ライフスタイルを根本から変える革新的ツール」へ
同社によると、eVTOLが普及した世界では、時間と場所の制約から解放され、生活が一変。「現状ではまだ、想像の域を出ませんが、eVTOLは単なる乗り物ではなく、ライフスタイルを根本から変える革新的なツールになるのです」(同社)。
eVTOLは都市内外での新たな交通手段として、エアタクシーや効率的な物流手段などの役割を果たし、日常の通勤や配送の利便性を大幅に向上させるといいます。「離着陸施設と機体さえあれば、物流網を作ることができるため、人手不足が深刻化する離島や過疎地、山間部などの物流を支える存在になるかもしれません」(同社)。
(出典:イークラウド )
同社によると、空の交通インフラとして普及しているヘリコプターには「機体の製造費」「運用コスト」「騒音」「求められる操縦技術の高さ」などの課題があり、現状では、物流や旅客の分野で、気軽に利用できる交通手段にはなっていないそうです。
「そこで、ヘリコプターより手軽に利用できる空の交通手段として開発が進められているのが『eVTOL』なのです」(同社)
一般的なヘリコプターは「複数のブレードで構成される回転翼(ローター)」を使って飛行しますが、eVTOLは「複数のプロペラ」で飛行するという違いがあるといいます。
ヘリコプターは、ブレードの角度を細かく変えることで揚力と推力を生み出すため、その角度を物理的に制御する非常に複雑な構造を備えている一方、eVTOLは各プロペラの回転速度を電子的に制御することで飛行するため、構造がシンプルで、製造やメンテナンスの費用を抑えられるそうです。
「また、ヘリコプターは大型のローターシステムを使用して強力な揚力と安定性を得ている半面、大きな騒音を発生させてしまうデメリットを持っています。一方、eVTOLは小型のプロペラを複数使用するため、ヘリコプターと比較して、騒音を抑えて飛行できるのがメリットです」(同社)
(出典:イークラウド )
eVTOLは「空飛ぶクルマ」とも呼ばれ、都市交通の未来を担う存在として期待されているものの、純電動eVTOLはバッテリー性能の限界から、飛行時間が10分程度に限られ、商用飛行として、1時間を超える運用は現在の技術では難しいそうです。
飛行時間を延ばすためにはバッテリーを増やす必要がありますが、機体重量が増加してしまい、自身を浮上推進させるプロペラや原動機がさらに大きくなるという悪循環に陥ってしまうため、バッテリーの技術革新がない限り、性能向上は難しい状況だといいます。
(出典:イークラウド )
同社が開発するハイブリッドeVTOLは「小型軽量な航空機用エンジン」「eVTOLのシンプルな構造」の"良いとこ取り"をしたような仕組みで、航空用ガスタービンエンジンで発電し、その電力で小型プロペラを駆動して浮上・推進する「シリーズ(直列)式ハイブリッド」です。
「これにより、バッテリーの充電・交換といった手間から解放され、バッテリー重量の制約を低減させることで飛行時間と積載量を増やすことを目指しています」(同社)
無人機から有人機へ、段階的な開発計画
同社は次世代交通の主役となる有人eVTOLの市場投入を目指し、バッテリーを最小化した、軽量なガスタービン発電システムと大型ドローンの開発を皮切りに、無人機から有人機へ段階的な開発を行っていく計画です。
【大型ドローン「HIEN Dr-One」】
有人飛行の前段階として開発しているのが、大型ドローン「HIEN Dr-One」です。ガスタービン発電機「DRAGON」を双発で搭載し、最大貨物積載量20キロ、最大航続距離180キロを想定して製品化を進めています。
2024年3月には試験機「HIEN Dr-One V2」がガスタービンハイブリッドeVTOLとして日本初(世界で2番目)の自立浮上に成功。2026年までに、「HIEN Dr-One」を法人向け実験機として製品化し、販売価格2500万~3000万円で展開する計画です。
【ガスタービン発電機 「DRAGON」】
ガスタービン発電機は軽油や灯油、SAF(持続可能な航空燃料)などの燃料を燃焼して、高温高圧のガスをタービンに送り込み、その回転力を発電機に伝えて、電力を生成するシステムです。
小型ガスタービンと発電機を独自の設計で融合させた無人航空機用電源システム「DRAGON」を開発し、軽量化と高出力を実現。2023年6月には試作機「HIEN Dr-One V1」で、世界初となるガスタービン発電によるハイブリッド浮上試験に成功しています。
現在、運用コストの削減と発電システム全体の最適化を図るため、急激な負荷変動に対応する発電制御技術「Hummingbird」と、電圧を効率的に変換するDC/DCコンバータを組み込んだ軽量なモーター駆動システム「Butterfly」を開発中です。
ハイブリッドeVTOLや大型ドローン向けに、出力3~15キロワットの発電システムをDRAGONシリーズとして製品化し、販売価格200万~1000万円で展開する計画です。
【ハイブリッドeVTOL「HIEN2」「HIEN6」】
大型ドローン「HIEN Dr-One」の一般販売を経て、ガスタービンハイブリッドeVTOLの運用技術を確立し、大型有人機の開発に取り組む計画です。
「2人乗りの『HIEN2』は、自家用プロペラ機や自家用ヘリコプターより手軽に購入できる富裕層向けの自家用機として、6人乗りの『HIEN6』はエアタクシーなどの事業用途を想定して、2032年までの実用化を目指しています」(同社)
eVTOLの利用範囲は拡大へ
ハイブリッドeVTOLは、ヘリコプターの長距離飛行能力や重積載性能には及ばないものの、都市と都市を結ぶ100~200キロ規模の中距離移動や500キロを超える積載を必要とする物流・旅客において、低コストな次世代交通として期待されているそうです。
eVTOLは物流・旅客分野のほか、医療や防災、観光・レジャーなどでの活用も期待され、緊急時の医療品や臓器の輸送、被災地への電力供給や物資輸送、観光地での遊覧飛行などさまざまなシナリオでの利用が考えられているといいます。
「今後、ハイブリッドeVTOLの普及やバッテリー性能の飛躍的な向上により、eVTOLの利用範囲はさらに広がり、多岐にわたる分野で社会的価値を創出することが期待されています」(同社)
今後の成長に向けて
同社は今回の資金調達後、海外製品販売などで収益を安定化させながら、大型ドローン「HIEN Dr-One」とガスタービン発電機「DRAGON」の開発に注力し、今秋に「HIEN Dr-One」の長時間飛行(ホバリング状態)を検証する実証実験を行う計画です。
「今後、本格化していく次世代空モビリティをめぐる法整備や社会受容性の議論には、アカデミアの世界から環境整備の提案を行っていく計画です。徐々に機体の大きさを上げるスケーラブル開発を続けることで、最終的な主力製品と位置付ける『HIEN6』の市場投入を目指します」(同社)
(出典:イークラウド )
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・AeroEdge <7409> [東証G]
・ディジタルメディアプロフェッショナル <3652> [東証G]
・ビーマップ <4316> [東証G]
・ブルーイノベーション <5597> [東証G]
・ACSL <6232> [東証G]
株主優待
【100,000円コース】
・株主限定WEBコンテンツへのアクセス
・オリジナルキーホルダーまたはステッカー
【200,000円コース】
・株主限定WEBコンテンツへのアクセス
・オリジナルキーホルダーまたはステッカー
・機体内覧会(抽選)
【300,000円コース】
・株主限定WEBコンテンツへのアクセス
・オリジナルキーホルダーまたはステッカー
・オリジナルTシャツまたはポロシャツ
・機体内覧会(抽選)
【500,000円コース以上】
・株主限定WEBコンテンツへのアクセス
・オリジナルキーホルダーまたはステッカー
・オリジナルTシャツまたはポロシャツ
・実証実験の見学会招待(抽選)
・機体内覧会&交流会の招待(人数限定)
・試作機「HIEN Dr-One」への名前の記載(任意)
※特典については、今回の株式投資型クラウドファンディングの払込時点の株主と、来年以降毎年4月末時点で株式を保有している人が対象。
※機体内覧会、実証実験は2024年内、関東近郊で実施予定。
※各特典の詳細は追ってIR等で連絡。
※各特典は開発状況の進捗により、提供できない可能性がある。
発行者・募集情報
商 号:HIEN Aero Technologies株式会社
所在地:東京都小金井市梶野町一丁目2番36号
URL:https://hien-aero.com/
代表取締役:御法川学
資本金:26,550,000円
発行可能株式総数:250,000株
発行済株式総数:11,675株
調達前評価額:583,750,000円
設立年月日:2021年12月21日
決算期:4月
募集株式の数(上限)
普通株式 1,998株
募集株式の払込金額
1株当たり 50,000円
申込期間
2024年7月11日~7月29日
※上記申込期間のうち、募集期間は2024年7月11日~7月28日。早期終了の場合、予定した申込期間の最終日よりも早く、申込みの受付を終了することがある。
払込期日
2024年8月15日
目標募集額
3,000万円
上限募集額
9,990万円
投資金額のコース及び株数
10万円コース(2株)
20万円コース(4株)
30万円コース(6株)
50万円コース(10株)
特定投資家向けコース
100万円コース(20株)
200万円コース(40株)
500万円コース (100株)
1,000万円コース(200株)
2,000万円コース(400株)
資金使途
①調達額3,000万円(目標募集額)の資金使途
研究開発費:1,840万円
人件費及びその他運営費:500万円
手数料:660万円
②調達額6,495万円の資金使途
研究開発費:4,148万円
人件費及びその他運営費:1,000万円
手数料:1,346万円
③調達額9,990万円(上限募集額)の資金使途
研究開発費:6,566万円
人件費及びその他運営費:1,500万円
手数料:1,923万円
連絡先
HIEN Aero Technologies株式会社
042-401-1040
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、イークラウドの下記ページをご覧ください。
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