NY債券:米長期債相場は強含み、インフレ緩和期待で年内2回の利下げ実施の可能性高まる

市況
2024年7月13日 7時41分

12日の米国長期債相場は強含み。米ミシガン大学が発表した7月消費者信頼感指数(速報値)は66.0と、6月実績の68.2を下回ったことが利回り低下につながった。1年先と5年先のインフレ期待は2.9%。年内2回の利下げが実施される可能性が高まり、イールドカーブはスティープニング。

CMEのFedWatchツールによると、11日時点で9月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は94%程度。11月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が4.75-5.00%以下となる確率は61%程度。10年債利回りは4.210%近辺で取引を開始し、一時4.235%近辺まで上昇したが、米国市場の終盤にかけて4.175%近辺まで反落し、取引終了時点にかけて4.183%近辺で推移。

イールドカーブはスティープニング。2年-10年は-26.30bp近辺、2-30年は-5.20bp近辺で引けた。2年債利回りは4.45%(前日比:-6bp)、10年債利回りは4.18%(前日比-3bp)、30年債利回りは、4.40%(前日比:-1bp)で取引を終えた。

《MK》

提供:フィスコ

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.